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なりたい!ミスターチルドレン(1)

※このネタは、Mr.Children HOME TOUR-in the field-のセットリストの表記があります。ネタバレOKな人だけ、苦笑して見てください。そのほかの人はスルーでお願いしますね。

ミスチルのライブに行ってきた。ひょっとしたら私だけかもしれないが、好きなアーティストのライブに行くとつい一緒に歌ってしまう癖がある。今回ももちろんそうだったのだが、あまりにも興奮しすぎて、隣りの人に気遣いながら歌うのでは物足りなくなってしまった。私もライブがやりたい。できればミスチルのライブが!

Dscf1412 とりあえずいつものように格好から入る。

■ ギターの代わりに

ミスチルと言えば桜井さん。桜井さんといえばギター。しかしうちにはギターがない。それに私はギターを買っても弾くことができない、全くの素人である。練習しても逆に時間がかかり、ライブ熱が冷めてしまう。仕方ないので、以前母にお土産でもらったウクレレを使うことにした。Dscf1413

久しぶりに出した。

こいつでいわゆる「弾き語り」ってのをやってみたら、ちょっとはその気になるんじゃないだろうか。さっそく練習に入ります。Dscf1415

・・・コードって何だ?

ふふー♪・・・?

ふーーんふふふふーーーーん♪♪・・・??

ふんふふーんふふー♪♪♪・・・???

だめだ・・・コードがいまいちよく分からない。だいいち、ウクレレもちゃんと弾けたことなかったじゃないか。あーもうめんどくさい。とにかくめんどくさがりな私は練習が大嫌いなので、練習をすっとばしてライブ会場に行ってきます。

■ ライブ会場に到着

というわけで、車でやってきましたライブ会場。Dscf1428

目の前に広がる大平原。

Dscf1430本当はここにステージ建てて野外ライブがしたいけど・・・。Dscf1431

なんせ何にもないので、今日は反対側の・・・カラオケで。

Dscf1422「Ms.Children in SHIDAX」とか言ってみたり。

ミス・チルドレン、略してミスチル。だんだんその気になってきた。あ、でもよく考えたら一人だからミス・チャイルドかもしれない。どうでもいいことだが。

さて、入ろう。と思ったが、肝心のお客がいない。心の中は6万7千人だが、せめて本当の客がほしい。というわけで、今回は友人Kに協力してもらった。私のライブなのに協力っていう言い方もへんだけど。決して理解することのできなかった、ジャイアンの気持ちが少しだけ分かった気がする。

入店直前にあることに気づく。

ミスチル帽子にミスチルTシャツの、「ミスチルかぶれ」な格好ではただのファンだ。今日の私はミスチルのファンではなく、ミスチルそのものだ。自分に言い聞かせて私服にもどした。  Dscf1425_3

間違い探しみたい。

ミス・チャイルドライブインシダックス、開演間近だ。

写真の撮影や録音は禁止です → 「なりたい!ミスターチルドレン(2)」

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なりたい!ミスターチルドレン(2)

開演前の様子を見る → 「なりたい!ミスターチルドレン(1)」

■ セットリストの確認。そして開演。

ライブといえばセットリストだ。今回のライブは、最近いちばん感動したライブ、「Mr.Children HOME TOUR―in the field―」と同じセットリストで歌いたい。実際のライブでは、アンコールの最後が新曲「旅立ちの唄」だったが、まだカラオケに入っていなかったため、同じ曲調の自分の好きな歌と差し替えた

A_2「彩り」「名もなき詩」 お客さんは一人だけど、心の中は日産スタジアムの歓声だ。

ああなんか、想いが開放という感じ。しかしこのままではただの自己満足カラオケだ。 B

「星になれたら」「シーソーゲーム」 頑張ってちょっと立ってみようか・・・。 

やはりライブは座っていてはできない。2人なのに1人立って歌うのは少し勇気がいるが、そこはミスチルになるためだ。頑張ってみる。私が立っただけで、この部屋の起立率が50%になるじゃないか。C

「CROSS ROAD」「Tomorrow never knows」 マイクが友達。

友達がトイレに行ってしまったので、実質一人カラオケになってしまった。こんなときに店員が飲み物をもってきてしまったらどうしよう。「友達の歌だったんですけど、トイレに行っちゃって・・・。」とか何とか言っておこうかと思ったら、帰ってきた。ああ、よかった。D

「my life」「ひびき」 テンションあがってきます。E

「もっと」「HERO」 キムタク主演の映画じゃないよ。F

「Imagine」「CENTER OF UNIVERSE」 実は歌うの初めてな2曲。

それにしてもあれだ。2、3回聴いたことはあっても歌ったことがない歌をカラオケで歌うのは勇気がいる。イントロが聴こえてきて「あれ、どんな歌いだしだっけ?」という感じが、中学の一夜漬けで臨む中間試験によく似ている。無駄なドキドキだ。本当はもっと違うときめきがほしい。

N厳しい表情の友人。コイツ、本当にファンなのか。

やたらとノリの悪い友人をよそ目に、ヒートアップしていく。

G_2 「Dance Dance Dance」「フェイク」 確かライブでは花火がバーーンッッと!

H「Any」「口笛」 普通に歌いやすかった。18番にしようか。I

「Sign」「ポケットカスタネット」 ああ、涙が出そうだ。

J

「Worlds end」「終わりなき旅」 モニターに近づきます。

次が最後の曲です。聞いてください。(→言ってみたかった) K_2

ダーリン ダーーーーーリーーン♪♪・・・って呼べる人がほしいな。

ライブは一旦ここで終了。「サンキュー!ありがとう!バイバイ!!」って言って、トイレに行った。

アンコールへ → 「なりたい!ミスターチルドレン(3)」

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なりたい!ミスターチルドレン(3)

なぜこうなったのか見たい → 「なりたい!ミスターチルドレン(1)」 もういちどライブが見たい → 「なりたい!ミスターチルドレン(2)」

■ アンコールの声が。

トイレからもどってくると、アンコールが始まっていた。心の中で。というわけで、アンコール3曲いってみよう。 L

「Wake me up!」「イノセントワールド」 やっとここまできました、ミスチルの王道。

そして最後は新曲・・・といきたいところだが、歌えない(曲が入っていない)のでここは曲を差し替える。 M

「くるみ」 こんな格好で歌える歌ではないのだが。

テンションがあまりにも高くなりすぎて、高いところから降りられなくなった。くるくるイスでバランスを崩しそうになったが、そのスリルが逆に快感になるほどだった。

■ 友人が始動

ライブ1本分を歌いきって充実感で満ちていた頃、ずっと無言だった友人がとうとうマイクを取った。無言で曲をいれ、イントロが流れ出す。聞いたことがない曲だ。O_2

ムーチョって、何語だよ。

っていうか、うまい。

うますぎだ。

しばらく会わないうちに何があったんだ、友人。後から聞いた話あの曲はスペイン語の歌で、彼女は1年間スペイン語圏に留学に行っていたらしい。それはそうと、いい声をしている。私の1本分のライブがこの歌に全て持っていかれた気がした。

■ 喉と利き手が歌い疲れした

今回、ミスチルライブを1本丸々歌ってみて、そうとうなエネルギーと精神力を要する事がわかった。メンタル的な面は、ほとんどファンに支えられるのかもしれないけど、東京ドームや日産スタジアムのあの大きなステージを、はじからはじまで走りながら歌えるのだからやっぱりプロだ。あと、練習は必要だと思った。ライブは観るのが一番。ジャイアンもそのうち気づくかもしれないな。 P

やっぱりかぶれのまんまでいいや。

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消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(1)

Photo_2  このネタは、DPZコネタ道場に紹介されました

このおじさんをご存知だろうか。Ginsetu_2 

せむし男。

130年もの歴史をもつ武蔵村山市の地酒、「吟雪」のイメージキャラクターである。「テレビCMに出てなかったっけ?」と錯覚を起こすほど、その風貌は地元民に定着しており、誰もが一度は目にしたことがあるであろうおじさんである。きっと。

その有名おじさんの酒蔵が、もうすぐなくなってしまう。せめてなくなる前の様子をと思い、足を運んでみた。

■ かくれおじさん発見

車を走らせていると、あの吟雪おじさんの看板を発見した。 Dscf1420

長い年月で薄まってしまった。Dscf1421

電柱に隠れているが、ダブル看板。

吟雪がなくなってしまったら、あの看板もおじさんもなくなってしまうのだろうか。

■ なつかしの外観に思いを馳せる

それらしい壁を見て、胸が高鳴る。

Dscf1306 そうそう、この格子模様。

昔から「忍たま乱太郎」を観ていた私は、よく昔の城と勘違いした。だって手裏剣とか飛んできそうじゃないか。むやみに壁に張り付いてみたかったが、くるりと回転したら怖いのでやめた。ちなみに妹もやはり「歴史的な建造物」と勘違いしていたらしい。やはり兄弟だ。

Dscf1319 金具のついた投げ縄を投げて、壁を登ってみたい。

この壁もみんな壊されてしまうのかと思うと、もったいない気がしてたまらない。地方の町だったら、たぶん観光資源として残してくれるのになぁ。Dscf1302

煙突に見せかけたモチーフはフェイク。

高さ10メートルくらいありそうな、吟雪の瓶モチーフ。その隣にお酒のケースが絶妙なバランスで積み重なっていた。こいつらはみんなどこへ行ってしまうのだろうか。

■ 突撃ショールーム

吟雪商品が売っているショールームに入ってみることに。人気が無いので、入るのには勇気がいる。日本酒なんて、おみやげでしか買ったことがない。Dscf1304

「長い間ありがとうございました」セールが催されていた。

紅白の垂れ幕が切なさをそそる。ああ、本当になくなってしまうのか。何とかして残せないものか。Dscf1308_2

値下げの仕方が尋常じゃない。

値下げの上に、さらに値下げ。この後店に入っても、衝撃的な値下げを目にすることになる。 Dscf1310

1本500円とか、2本で300円とか。Dscf1309

「あ、不思議なお酒」を発見した。

とにかく安い。私は日本酒をほとんど飲んだ事がないため、お酒の知識が全くない。一番安いお酒を目当てに足を運んだため、何を買ったらいいのか迷ってしまった。

店内には私のほかにもう一人おじさんがおり、カウンターの女性と話をしていた。どうやら男性は「日本一うまい日本酒を飲む会」というのに所属しており、以前から吟雪のファンだったという。何度も「本当になくなっちゃうんだよね?」と聞き返す姿勢に、吟雪への愛を感じた。Dscf1311

酒屋さんが使っているような財布も売っていた。500円。

話の流れによれば、女性は渡辺酒造の社長の妹らしい。「何で無くなっちゃうの?」というおじさんの質問に対し、「いろいろありまして・・・」と苦笑いで答えていた。100年もの歴史が途絶えてしまうわけだ。相当な理由があるのだろう。

話に割って入る → 「消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(2)」

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消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(2)

 もう一度、外観なんかが観たい → 「消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(1)」 

■ 「物が大きすぎるので・・・」

せっかくなので、途中から私も話に割って入った。

私「本当になくなってしまうの、残念ですよね・・・。」

店員「そうですね・・・。」

おじさん「江戸東京建物園とかに、寄付できないもんかねぇ?」

店員「それも検討したんですけど、何せ、物が大きすぎるので・・・。」

おじさん「建物園って、小金井公園にもあるよ?」

私「ああ、建物園とかいいじゃないですか。」

店員「運ぶのにも、ものすごいお金がかかりますし・・・何せ大きいので。」

おじさん「崩した木材とかはどうするの?どこかに寄付するのかい?」

店員「いえ、とにかく大きいので、それはできないんです。普通の木造建築に使う木材の3倍は大きいので・・・。」

おじさん「もう中は見れないんだよね?」

店員「ええ、もう中には(業者の)人が入っているので・・・。」

私「・・・何年くらい建ってたんですか?」

店員「そうですね、一度、火事で焼けているので・・・。それでも100年以上は建ってると思います。」

おじさん「もったいないねぇ・・・。」

その後も「もったいないねぇ」を連発するおじさんだったが、宅配でたくさん日本酒を注文してから帰ってしまった。おじさんが帰った後、レジでお会計をしながら、「本当に残念ですね」という話をした。たまたま来店した訳を話したら、酒蔵の樽を特別に見せてくれるとのこと。言ってみるもんだ。

写真が撮れるとワクワクしていたら、さっき帰ったおじさんが再び顔を出し、「中、本当に見れないんだよね?」と聞いてきた。店員さんは「すみません、業者が入っているので。」と答えていたが、タイミングの良さといいなんといい、コントのようだった。

おじさんがいなくなったのを確認すると、「さあ、おじさんが来ないうちに早く!」と言って小走りで中に案内してくれた。悪い事をしているわけではないのだが、おじさんに見つかるか見つからないかのスリルで、アドレナリンが大変なことになっていた。追っ手から逃げるために逃げ道を広げてくれた、みたいな。きっと店員さんも同じ心境だったのかもしれない。恩人だ。 Dscf1317

「さあ!早くこの奥へ!!」

この奥に、大きな酒樽がたくさんあるのかなぁ。とにかく小走りで店員さんについていく。

中に入ると、大きな酒樽がたくさん並んでいた。はしごがかかっており、「写真を撮るならその上に登って撮るといいと思いますよ。」と教えてくれた。親切すぎる、渡辺酒造。はしごをカツカツ登っていくと・・・ Dscf1314

どどーーん。 Dscf1316

どどどーーん。

Dscf1312

写真がぼやけているのは私が涙目だったから。

写真では限りがあるが、本当はもっとたくさん写っていた。高さはだいたい3メートル弱くらいあっただろう。はしごを降りる時、無駄にドキドキしてしまった。はやく降りないとあのおじさんが追ってくる気がして落ちそうになった。こうなるとちょっと厄介だな、あのおじさんの幻影。

酒造りはたいてい3月までに済ませるので、今はもう動いていないらしい。ここにある大きな樽全て、ほとんど3人の職人(+ときどき社員)で回していたという。今はもう動いていないとはいえ、センチメンタルな気持ちでいっぱいになる。

最後、酒造を後にする際に店員さんが、「煙突を撮るときは、道路を渡ってからがいいですよ!」と教えてくれた。どこまで親切なんだ、渡辺酒造。Dscf1321

ここからもう煙が上がることはない・・・。

下戸が日本酒を飲みあさる → 「消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(3)」

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消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(3)

築100年の建物を見る → 「消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(1)」 その中を見る → 「消え行く歴史~なくなる地酒『吟雪』~(2)」

■ 実際に飲んでみる

買ってきたお酒を並べてみたら、ちょっとリッチな気分になった。こいつらがもうなくなってしまうだなんて、未だに信じられない。普通に酒屋に行けば売ってそうだ。 Dscf1325

こんなにお酒を買ったのははじめてだ。

6本買って、1350円だ。やっぱり安い。閉店セールだからか、お猪口を2つとタオルまでつけてもらった。

普段お酒を飲まないだけではなく、もともとすごく弱いたちなので、これだけ飲むのには相当な時間がかかりそうだ。少し味見をして、あとは父に協力してもらおうと思う。

①「あ、不思議なお酒」Dscf1359

飲みやすさ ★★★★★

「不思議なお酒」の名前の通り、日本酒らしからぬ味がした。これなら私でも飲めそうだ。お米のワインという感じ。うまい。

②「純米吟醸 東京」Dscf1363_2

飲みやすさ ★★☆☆☆

ああこれだ、水と間違えてお父さんのお酒を飲んだ時の味。私にはまだちょっと早いみたい。くわーーっ。

③「純米」 Dscf1437

飲みやすさ ★★☆☆☆

最初は何てことなかったのに、後から胃が燃えた。寒い国でウイスキーをぐいっと飲む感覚はこれか。

④「CANDY」Dscf1438

飲みやすさ ★★★★☆

「あ、不思議なお酒」だと思った。キャンディーの割には甘さ控えめな気がするけど、それは私が甘党だからかもしれない。

⑤「芳醇清酒 吟雪」Dscf1439

飲みやすさ ★★★☆☆

あ、苦くない。この味、初詣で行く地元神社のお神酒の味と同じ気がする。あ、おみくじ引いたら末吉で微妙だ、みたいな。

⑥「本醸造清酒 吟雪」Dscf1443

飲みやすさ ★★★☆☆

あれ、初詣の味はやっぱりこっちだったかもしれない。なんだこのあいまいな幼少期の記憶は。

言うまでもないがこの飲みやすさレベルは、日本酒をちゃんと飲んだことがない、甘党の、お酒がめっぽう弱い私の好みのレベルだ。父が飲めばまた結果は変わってくるだろう。多分、全て5つ★がつく気がする。

■ 止まる歴史、進む発展

店員さんが勧めてくれた青い瓶のお酒を飲むのは、私にはまだ早いようだった。店の一番人気を聞いた私も私だったが、もう少し大人になるまで吟雪が残っていたらよかったのに、と残念だった。

最近できた巨大ショッピングモールに押され、商店街は廃れ気味、地元のシンボルである三本榎が切られて道路になるかもしれないといった噂すら聞く。確かに地元が発展し、賑わうのは嬉しいし誇らしいことでもある。しかし、発展よりも大切な、守るべきものの存在を忘れてはならない。地方自治体には今後、そうした「守るべきもの」を見出し保護する目を養うことに期待したい。Dscf1307

酒蔵のシンボルともいえる酒林。

渡辺酒造合名会社      東京都武蔵村山市中藤1-15-1

TEL 042-562-3131
FAX 042-562-5123
                 http://www.ginsetsu.co.jp/

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